- 医薬品の準備はどうしたらよいのですか?
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個人使用の医薬品・医療器具は、検査を受けて禁止品目でないことが確認された場合に機内への持込が許可されます。
持込む医薬品・医療器具の一例
- ジェノトロピンペン®
- ジェノトロピン®ゴークイック
- カートリッジ(薬:成長ホルモン製剤)
- 注射針
薬品であることを示すために印刷ラベル、製剤や注射針が入っている未開封の箱を一緒に準備しておくとよいでしょう。
- 医薬品の携帯はできますか?
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短期旅行の場合
麻薬、覚せい剤の不正使用を防ぐため、注射器・注射針は入出国のチェック項目に該当しています。入出国時には事前に申告書類が必要な国もあります。また、医薬品の持込数量は入出国によって制限がある場合があります。 主治医とよく相談し、在日大使館または現地税関等に詳細を問い合わせるとよいでしょう。
なお、米国では米国運輸保安局(TSA:Transportation Security Administration)の指示により、2002年12月31日より、米国の各空港を出発又は乗り継ぎされる方の手荷物の爆発物検査が強化されています。 TSAの最新情報はこちらをご参照ください。
長期滞在の場合
長期滞在の場合では、上記以外に、医薬品の持込数量制限が気になるところです。持ち込みたい数量が制限量を超えた場合、日本にて処方薬剤を郵送する、あるいは現地の医療機関にて処方してもらうといった方法で医薬品を入手する必要があります。
米国の場合、制限量以上に持込を希望される場合は、英文の医師診断書を同梱して郵送する方法があります。
主治医とよく相談し、在日大使館または現地税関等に詳細を問い合わせるとよいでしょう。※リンクは他のサイトに移動します。
ファイザー(株) のウェブサイトを離れ、リンクされた他サイトへ移ります。リンク先のサイトの内容についてファイザー(株)は一切責任を負いません。
- 現地の医療情報収集はどうしたらできますか?
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短期旅行の場合
各国の詳細な医療情報が掲載されており、必要な予防接種についても触れています。現地の医務官が集めた医療機関も公表されていますので、緊急時に備えて書き留めておくと良いでしょう。
また、領事館の住所・電話番号をチェックしておきましょう。※リンクは他のサイトに移動します。
ファイザー(株) のウェブサイトを離れ、リンクされた他サイトへ移ります。リンク先のサイトの内容についてファイザー(株)は一切責任を負いません。
- 英文の医師診断書のテンプレートはありますか?
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飛行機に搭乗する際に用意しておくとよいのは、病気の証明書(医師診断書)です。
機内に持ち込む医薬品が麻薬などと間違われ、トラブルに巻き込まれないためにも、医師の診断書を携帯しておくことは大切です。また、旅行中は環境の変化、時差や食生活の変化、過労などから緊急に医療機関にかかることもあります。その際にも非常に役立ちます。
更に、緊急連絡先を書いたメモを持っていると安心です。万一に備え、英文診断書をパスポートと共に携帯すると良いでしょう。その場で提出する可能性を考え、必ずコピーの控えを取っておきましょう。
長期滞在される方は英文医師診断書は現地の医療機関にかかる際に必要になってきます。定型フォーマットはありませんが、次のような内容が記入されると良いでしょう。
- 医薬品を機内に持ち込めますか?
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世界情勢によって変化が激しいのでその都度ご確認ください。
利用する航空会社への問い合わせ
ご利用される航空会社によって取り扱いが異なりますが、注射剤の場合貨物室へ預けると飛行中の貨物室の温度低下により注射液が凍結したり、カートリッジが破損する恐れもありますので、手荷物として機内への持込をお勧めします。事前に直接航空会社に問い合わせて、確認しましょう。
- 移動時に車を使用する際は、車内の置忘れにご注意ください。
- X線での検査については国によって照射力が違うことから、念のためご確認ください。
- 日本における入国時制限量はありますか?
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日本では出国・再入国に際して税関等に対して特に必要な手続き等はありません。ただし日本への入国時には、医薬品の持込数量に以下のような制限があります。
- 医薬品及び医薬部外品(2ヵ月以内の使用量)
- 医療用具(1セット)
これらを超えるものについては、厚生労働省の輸入手続が必要です。
お問い合わせ先
厚生労働省 関東信越厚生局 監視専門官048-740-0800(成田空港の場合)
- 各国の問い合わせ先はどこでわかりますか?
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現地における入国時制限量、必要書類等については各国大使館、現地税関等にお問い合わせください。
※リンクは他のサイトに移動します。
ファイザー(株) のウェブサイトを離れ、リンクされた他サイトへ移ります。リンク先のサイトの内容についてファイザー(株)は一切責任を負いません。
①主治医の住所・連絡先
現地の医師が直接日本の主治医と連絡をとるために必要です。連絡先の電話番号は+81で始まる国際通話の形式で記入してもらいましょう。
②疾病名
疾病名の中には和製英語やドイツ語などもありますので、英語で略さず正しく書かれているか主治医に確認すると良いでしょう。
③医薬品・注射器・注射針
医薬品名は商品名だけでなく、世界共通の一般名表記が必要です。また投薬量(0.5mg injections once before sleep daily )、1カートリッジあたりの量(5.3mg・12mg/vial)といった情報も記載してもらいましょう。注射器・注射針は製薬会社、医療器具メーカー名も併記する必要があります。
④主治医の名前・サイン
先生に直筆のサインを頂きましょう。